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柿の木便り

ようやく完成、フェミニンバーム。こだわり抜いた、自信作です。

こんにちは。代表の小林です。

10月28日、ずっと温めてきた自信作「フェミニンバーム」を、ついにお披露目しました。

本当にうれしいです。いつも、本当にありがとうございます。


フェミニンバームは、原料も使い心地も、色も香りも、まるで人と自然の営みや優しさが思い浮かぶような、とことんこだわり抜いた一品です。

開発を始めてから数年、何度も改良を重ねてきました。

 

しっかり保湿・保護できることはもちろん、肌へのなじみ方や、毎日気持ちよく使える感触、持ち運びやすさまで。

どんなに良い原料を使っていても、使っていただく皆様にとって使い心地や細部への妥協なきこだわりがなければ、皆様に地域の優しさはお届けできません。


わたし自身も「これは毎日使いたい!」と心からビビッとくるものになるまで、とにかく妥協せずにつくりました。

今日は、そんなフェミニンバームに込めた思いを、少しお話しさせてください。



年齢を重ねる身体に、もっと寄り添いたくて。


「明日 わたしは柿の木にのぼる」の主力商品のひとつが、フェミニンオイルです。

 

デリケートゾーンのケアに一本持っていると本当に便利なアイテムなのですが、お客様とお話しする中で、少しずつこんなお声が増えてきました。


「年齢を重ねて、もっとしっかり保湿したくなった」

「乾燥や下着との摩擦が気になる」

「デリケートゾーンだけでなく、肛門まわりも気になる」

「外出先でも手軽にケアできるものが欲しい」


特に年齢を重ねるにつれて、これまで気にならなかった身体の変化を感じる方が少なくありません。


実は私自身も、3人目の出産後に体調を大きく崩し、自分の身体の変化を痛感しました。

女性の身体って、人生の中で本当にいろいろと変わっていきますよね。

だからこそ、その変化をただ我慢するのではなく、今の自分の身体を心地よくいたわれる選択肢を、もっと増やしていきたい。

そう考えて、今回新たに開発したのが、肌にうるおいを与え、しっかり保護するフェミニンバームです。

 

 

ミツロウやシア脂などを組み合わせ、肌を包み込むようにうるおいを守り、乾燥や肌荒れを防ぐ処方にしました。

デリケートゾーンや肛門まわりはもちろん、乾燥が気になる唇や指先などにも使えます。

小さくて軽い缶なので、ポーチに入れて持ち歩けるのも、ぜひ知っていただきたいポイントです。



実は、柿の「葉っぱ」にも、こんなに魅力があるんです。


そして今回、何よりもこだわったのが植物原料です。

私たちはこれまで、福島県国見町であんぽ柿をつくる際に廃棄されていた「柿の皮」を活用してきました。

柿の皮には、カキタンニンなどのポリフェノールが含まれています。今回も肌をすこやかに整える成分として、カキ果皮エキスを配合しています。

でも実は、柿の魅力って、果実や皮だけではないんです。

今回新たに着目したのが、「柿の葉っぱ」。

 

柿の葉には、ビタミンCやポリフェノールが豊富に含まれています。

しかも、含まれる成分は収穫する季節によって変わるんです。

例えば、6月に収穫した柿の葉には、品種によって果実の約20倍ものビタミンCが含まれていたという報告もあります。

また、柿の葉の抽出物については、肌のコンディションを整える素材としての研究も行われています。

そこで今回、肌をすこやかに保つための整肌成分として、カキ葉エキスを新たに取り入れました。


そして、この葉っぱにも、ちょっとした物語があります。

実は、当社の社員・片平が、この原料のために柿の木を育てているんです。

 

 

柿の木にとって葉っぱは、光合成をして果実を育てるための大切な存在。

だから通常の果実を収穫する柿の木とは別に、葉っぱを収穫するための木を育てています。

そして、初夏の6月、一枚一枚、社員たちが手で摘み取っています。

柿の皮だけでなく、これまで十分に活用してこなかった葉っぱの魅力まで生かせるなんて。

改めて、柿って本当にすごい植物だなと思います。



この色が、もう本当にお気に入りなんです。


そして、今回のバーム。

ぜひ実物を見ていただきたいのですが、色がとってもかわいいんです!

この何とも言えない美しい色合いも、実は植物の恵みから生まれています。

そのひとつが「紫根(シコン)」。

日本でも古くから大切にされてきた「ムラサキ」という植物の根っこです。

紫根は、古くから染め物などにも使われてきた植物で、肌をすこやかに整える素材としても研究されてきました。

今回も、その魅力に着目して配合しています。

 

 

実は私がこの紫根を知ったのは、もう何年も前のこと。

滋賀県東近江市で、絶滅危惧種であるムラサキを何とか復活させようと、一生懸命栽培している友人がいたんです。

ムラサキは、本当に育てるのが難しい植物です。

それでも諦めずに試行錯誤しながら育て続けている。そんな姿を知っていたので、今回、その紫根を原料として使えることが本当にうれしかったんです。


そして、もうひとつ、今回どうしても使いたかったのが「ヤローブルー」という精油です。

 

 

ヤローブルーは、西洋ノコギリソウという植物から採れる、とても美しい深い青色が特徴の精油です。

実はこれ、精油の中でもかなり高価なものなんです。

植物から採れる量が少なく、蒸留にも手間がかかる、貴重な精油。

正直、価格だけを考えたら、なかなか気軽に使える原料ではありません。

でも、この美しい青色と、独特の奥深いハーブの香りに惹かれて、どうしても今回のバームに取り入れたかったんです。


毎日肌に触れるものだからこそ、原料の選び方にも妥協したくない。

大量生産やコスト効率だけを優先するのではなく、自分たちが本当に良いと思ったものを、一つひとつ選んでいく。

そんな私たちらしいこだわりが、この小さなバームにも詰まっています。


紫根の赤紫と、ヤローブルーの深い青。

植物が持つ色合いが重なって生まれた、この何とも言えないかわいい色。

ふたを開けるたびに、ちょっと気分が上がるような、そんなバームになったと思います。



わさびの「葉っぱ」にも、肌を整える魅力が。


そして、もうひとつ、どうしてもご紹介したいのが「わさびの葉」です。

「えっ、わさびをデリケートゾーンに?」と、驚かれるかもしれません。

もちろん、わさびの辛さを生かすためではありません。

今回着目したのは、普段私たちが食べる根茎の部分ではなく、葉っぱです。

 

 

実は、わさびの葉の抽出物は、肌のうるおいやコンディションに関わる植物素材として研究されています。

そこで今回、肌をすこやかに整えるための成分として、ワサビ葉エキスを配合しました。


このわさびを育てているのが、福島県相馬市のアグリ・コアさんです。

わさびというと、清らかな水の流れる山間部で育つイメージがありませんか?

でも、アグリ・コアさんは独自の栽培技術を使い、相馬市で無農薬で丁寧にわさびを育てているんです。

この出会いは、私たちが福島県の産業賞で最高賞の知事賞をいただいたことがきっかけでした。

同じ福島県でも、相馬市と国見町は離れています。

でも、こうして人と人とのご縁がつながり、新しい商品が生まれる。

しかも、普段は十分に生かされないこともある葉っぱに、新たな価値が生まれる。

これも、私たちらしいものづくりのひとつだと思っています。



毎日、自分の身体をいたわる時間が、少し楽しみになるように。


柿の皮、柿の葉、紫根、わさびの葉。

どれも、肌をすこやかに整えるために選んだ植物原料ですが、それぞれに育てている人がいて、土地があって、物語があります。


何を使っているかだけでなく、誰が、どんな思いで育てたものなのか。

私は、肌に直接触れるものだからこそ、そんなことも大切にしたいと思っています。きっと優しさと笑顔が伝わるから。


もちろん、香りにもこだわりました。

ヤローブルーをはじめ、フランキンセンスやゼラニウムなどの精油を組み合わせた、ふっと気持ちが落ち着くような香りです。


保湿することだけが目的ではなく、バームを手に取るほんの短い時間が、自分をいたわる心地よいひとときになったらうれしいなと思っています。


毎日、仕事や家事、家族のことなど、やることはたくさんありますよね。

そんな中で、ついつい後回しになってしまう自分の身体のこと。

でも、身体は一生付き合っていく大切な存在です。

年齢を重ねても、身体が変わっていっても。

その時々の自分を大切にしながら、心地よく毎日を過ごせたら。

そんな思いを込めて開発しました。


ようやく完成したフェミニンバーム。

もう、胸を張ってお届けできる自信作です!

ぜひ一度、手に取っていただけたらうれしいです。


株式会社陽と人 代表

小林味愛