Story

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製品ができるまでのお話

柿の産地と製品ができるまでのお話

『明日 わたしは柿の木にのぼる』の製品の原料となる平種無柿や蜂屋柿は、福島県中通り北部に位置する国見町で栽培されています。
国見町は冬でも日射量が多く、昼夜の寒暖差が大きいため、果物の栽培に最適な自然環境です。

柿は食べるだけでなく、古くから地域に根付く”生活の知恵” としても利用されてきました。
柿渋石鹸で身体を洗ったり、柿渋液で歯を磨いたり、住居や家具に柿渋を塗布して防腐作用を高めたり、人々の暮らしに寄り添ってきたのです。

柿農家の方々は優しく実直なお人柄です。
真摯な姿勢で農業と向き合い、多くの時間と労力を費やして特産品であるあんぽ柿の生産を行なっています。
しかしながら、手間ひまがかかるのになかなか稼ぐことができる産業ではなく、農家の高齢化や人手不足は進むばかり。せっかく栽培した柿も収穫しきれなかったり、柿の皮は全て廃棄してしまっているのが現状でした。

そこで『明⽇ わたしは柿の⽊にのぼる』では、農家の⽅々が愛情をもって育てた柿を少しでも無駄にすることのないよう、これまであんぽ柿の製造⼯程で惜しくも廃棄されていた柿の⽪を原料に採⽤することにしました。国⾒町から国内製造⼯場に柿の⽪を直送し、研究者が ”⼿づくり” するような感覚で製品を⽣み出しています。

この国内製造⼯場は、1993年の創業以来、⾃然派化粧品の企画・開発・製造・販売を⾏うクレコス社の⼯場「KARATSU COSMETIC FACTORY(FACTO)」(佐賀県唐津市)です。植物本来の⼒を⾒極め、その⼒を製品へいかすことを得意とし、⼩規模⼯場ならではの丁寧なものづくりを⾏っています。

『明⽇ わたしは柿の⽊にのぼる』は原料、成分、製造⼯程、これらすべてに⾃信をもち、皆さまのもとへお届けします。